2014/08/07
PostgreSQL > pgAdmin 1.20 Beta1 をインストール
PostgreSQL > pgAdmin 1.20 Beta1 をインストール
二ヶ月余り前、PostgreSQL 9.4 Beta1 を Windows 7 にインストールした時、付属の pgAdmin のバージョンが 1.19 dev(開発版)に上がっていると気付いた。そして地味ながら自分に嬉しい改良点が二つあったので ↓ で簡単に紹介した。
http://kenpg.seesaa.net/article/398270576.html
2014/05/30 pgAdmin 1.19 の嬉しい改良点
その際、pgAdmin の公式サイトの change log を見たらバージョン 1.19 の文字はなく 1.20 の開発が進行しているようで、詳細は不明だった。しかし7月24日に PostgreSQL 9.4 Beta2 がリリースされ、付属の pgAdmin が 1.20 Beta1 になり、同時に pgAdmin 公式サイトでも 1.20 Beta1 リリースが告知されたことで、1.19 は事実上スキップして 1.20 になることが分かった。改めて公式サイトのトップページ ↓ の左側にある過去の主要バージョンを見ると 1.10、1.12、1.14、1.16 と全て一つおきなのに気付いた。
http://www.pgadmin.org/
上のリリース文にもあるとおり今回の pgAdmin ベータ版は PostgreSQL 9.4 Beta2 のインストーラに付属するが、単体でもインストールできる。PostgreSQL 本体はそのまま(稼働させたままでも)操作ツールである pgAdmin のバージョンを上げて試せるという、サーバ・クライアント方式の良いところ。2014/05/30 に書いた嬉しい改良点を早く使いたいので、早速 pgAdmin 1.20 Beta1 単体をインストールした。以下そのメモ。OS 等は 2014/07/28 を参照。
まず単体のインストーラ入手先について。上のリリース文に download area へのリンクがあるが、それをたどって Windows 用のページを見たら ↓ まだ 1.20 はなかった。
http://www.pgadmin.org/download/windows.php
代わりに PostgreSQL 本家サイトの File Browser → pgadmin3 → realse をたどると 1.20 Beta1 のファイル群が見つかり、Windows 用のインストーラもあった。↓ の ZIP に圧縮されていた。
http://www.postgresql.org/ftp/pgadmin3/release/v1.20.0-beta1/win32/
後はインストーラを適当な場所に解凍して実行するだけ。参考まで画像で手順を示す。
↓ ライセンス同意とカスタム設定を経てインストール。カスタム設定ではユーティリティ(pg_dump など)と多言語用ファイルを含めるか否か。
↑ あっさりインストールできた。既存の pgAdmin はそのまま残るので(インストール先のフォルダが別)、このベータ版を試して何か問題があれば従前の pgAdmin を使えばいい。↓ 起動して PostgreSQL 9.3 のサーバに接続したところ。バージョン詳細も合わせて示す。
2014/05/30 に書いたのと同様、二つの改良点(クエリツールでの結果表示列幅と、後方検索ショートカット)は問題なく動作した。1.20 の正式リリースが待ち遠しい。ブログ関連のデータ操作は次からこのベータ版を試していく。合わせて本体 9.4 の Beta2 も試す予定。
http://kenpg.seesaa.net/article/398270576.html
2014/05/30 pgAdmin 1.19 の嬉しい改良点
その際、pgAdmin の公式サイトの change log を見たらバージョン 1.19 の文字はなく 1.20 の開発が進行しているようで、詳細は不明だった。しかし7月24日に PostgreSQL 9.4 Beta2 がリリースされ、付属の pgAdmin が 1.20 Beta1 になり、同時に pgAdmin 公式サイトでも 1.20 Beta1 リリースが告知されたことで、1.19 は事実上スキップして 1.20 になることが分かった。改めて公式サイトのトップページ ↓ の左側にある過去の主要バージョンを見ると 1.10、1.12、1.14、1.16 と全て一つおきなのに気付いた。
http://www.pgadmin.org/
上のリリース文にもあるとおり今回の pgAdmin ベータ版は PostgreSQL 9.4 Beta2 のインストーラに付属するが、単体でもインストールできる。PostgreSQL 本体はそのまま(稼働させたままでも)操作ツールである pgAdmin のバージョンを上げて試せるという、サーバ・クライアント方式の良いところ。2014/05/30 に書いた嬉しい改良点を早く使いたいので、早速 pgAdmin 1.20 Beta1 単体をインストールした。以下そのメモ。OS 等は 2014/07/28 を参照。
まず単体のインストーラ入手先について。上のリリース文に download area へのリンクがあるが、それをたどって Windows 用のページを見たら ↓ まだ 1.20 はなかった。
http://www.pgadmin.org/download/windows.php
代わりに PostgreSQL 本家サイトの File Browser → pgadmin3 → realse をたどると 1.20 Beta1 のファイル群が見つかり、Windows 用のインストーラもあった。↓ の ZIP に圧縮されていた。
http://www.postgresql.org/ftp/pgadmin3/release/v1.20.0-beta1/win32/
後はインストーラを適当な場所に解凍して実行するだけ。参考まで画像で手順を示す。
↓ ライセンス同意とカスタム設定を経てインストール。カスタム設定ではユーティリティ(pg_dump など)と多言語用ファイルを含めるか否か。
↑ あっさりインストールできた。既存の pgAdmin はそのまま残るので(インストール先のフォルダが別)、このベータ版を試して何か問題があれば従前の pgAdmin を使えばいい。↓ 起動して PostgreSQL 9.3 のサーバに接続したところ。バージョン詳細も合わせて示す。
2014/05/30 に書いたのと同様、二つの改良点(クエリツールでの結果表示列幅と、後方検索ショートカット)は問題なく動作した。1.20 の正式リリースが待ち遠しい。ブログ関連のデータ操作は次からこのベータ版を試していく。合わせて本体 9.4 の Beta2 も試す予定。