2014/08/11
PostgreSQL
 >  9.4 Beta2 を openSUSE にインストール(3)
一昨日昨日までで、VMWare Player 上に openSUSE 13.1 の仮想マシンを作った。今日は PostgreSQL 9.4 Beta2 をインストール。↓ が最後の状態で pgAdmin を起動したところ。ホストの PC と OS は 2014/07/28 を参照。


↓ まず仮想マシンの名前とメモリ設定を若干変えた。中身は昨日作ったものと同じ openSUSE 13.1(32 bit)。


↓ 昨日 openSUSE をインストールした直後はインターネットに接続できなかった。ネットワーク設定を直すところから始める。


↓ YaST という設定ツールを起動し(root パスワードが必要)Network Settings を選ぶ。




↓ 一番左のタブ Global Options の最初 Network Setup Method が、デフォルトで Traditional Method with ifup になっていたが、これを User Controlled with NetworkManager に直したら普通にインターネットに接続できた。理由はよく分からない。


↓ User Controlled with NetworkManager を選ぶと Applet needed の確認ダイアログが出る。ここで OK を押すだけで、後は自動設定された。



↓ 設定終了後、問題なくインターネットにつながった。


↓ PostgreSQL の公式サイトに SUSE 用のページがあり、EnterpriseDB 社による Graphical Installer も紹介されているので今回はこれを使う。

http://www.postgresql.org/download/linux/suse/



↓ Windows 用インストーラの入手で見慣れた EnterpriseDB 社のページ。ここから Linux x86-32 をダウンロードする。

http://www.enterprisedb.com/products-services-training/pgdownload





↓ ダウンロードした postgresql-9.4.0-beta2-linux.run を、とりあえず Home に移す。フォルダアイコンのいくつかが顔みたいで可愛い。



↓ コマンドでインストーラを実行するため、まず XTerm を起動する。次に su で管理者権限に切り替え、chmod +x でファイルに実行権限を付加。これで準備ができ sudo で実行。



↓ てっきり Windows と同じようなインストーラが立ち上がるのかと思ったが、ターミナル内にメニューが出るのだった。聞かれる内容はインストーラと同じで、プログラムフォルダの場所、データフォルダの場所、postgres ユーザのパスワード、ポート番号、ロケール。



↓ ロケールのメニューに進むといきなり 447 行のロケールが全部表示されてびっくりした。今回は Default locale の 1 にする。これで前設定が終わり、Y 入力でインストール開始。



↓ 無事インストールできた。プログラムへのショートカットの中に、見慣れた pgAdmin やドキュメントへのリンクが追加されている。



↓ pgAdmin を起動。バージョンは Windows 版と同じ最新の 1.20 Beta1。最初からサーバとして PostgreSQL 9.4 Beta2 が登録されており、パスワードを入力して接続。




↓ プログラムにはスタックビルダもある(最上段の左から二つ目)。起動に root パスワードが必要な以外、Windows 版と同様で使い易そう。まだ PostGIS は登録されていないが、9.4 が正式版になればここからインストールできると期待。その際は別途記事にしたい。






以上で三回にわたった仮想環境への PostgreSQL 9.4 Beta2 インストールの件は終わり。VMware と Linux ともに不慣れだったが無事できてよかった。次の課題はホスト OS の pgAdmin から接続すること。VMware のネットワーク設定で手間どるかもしれない。成功したら記事にする。
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